読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

”流れの落ち葉” 2 入社1

”流れの落ち葉” 2 入社1

宝塚歌劇に向かう阪急電車猪名川を渡っています。

 

f:id:FUNFUJ:20150725105722j:plain

”流れの落ち葉” 2

 1.入社

 私、藤木 鶏太が船渡 電機(株)を入社試験の為、初めて訪れたのは昭和36年11月

頃であった。  大手メーカー等数社を断れた後、家のある池田から阪急環状線

近鉄バス今里までと遠いけれど無線学校の紹介で来たのだが、驚いたのなんの

工場は古い学校校舎の後を利用したものでる。

 「なあーフーさん ひどいところやなー」

 「うんナベさん、「「先生が言う取ったが、お前等覚悟せいよー」」ほんまやなー」

 「しゃけど、他に就職探すのしんどいしなあー」

 「まあー試験だけは受けるかー」 と、あとに弟が二人おり家が貧乏なので受かる必要があり総務を訪れ

受験をお願いすることにした。 もう一人のナベさんは無線学校ゆえ、下は中卒から、上は阪急勤めの

25歳まで、皆が新しい技術を習得に学んでいた中の3歳ほど年上の同級生田辺である。

 目を瞑れば、門から右手に守衛室の後のような総務部、その後ろに食堂、部品倉庫、

左手に教室4個分を縦長にしたコンベヤー、製品倉庫、真ん中にトラックで集荷する

荷積め倉庫とこれはかなり大きい工場で発展しそうやでーと、二人は総務部のガラス戸を

開けて中えー。 部屋に4人ほど居る内の細い女の人が訪ねる。「なにか用を?」

「あのーすいませんが入社試験を受けに来ました。」

「部長、この子等試験受けに来たんやて」

「そかー食堂に案内せいやー」

で女の人に連れられ食堂でしばらく待つと部長が来はった。

試験は縦長テーブルを並べた床コンクリートの食堂で、もう一人のナベさんと二人で

受けました。 次の年からは大勢の人が入社し、いわゆる38組が出来ました。

 私等はその都度行われていたのです。 試験官は総務部長の松木さんで、この方のおかげで

無事試験に受かりました。と言うのは身上書には良い経歴を書きなさいと言うことで、

無線学校時に無線従事者”乙”の国家試験合格と書きました。

 答案回答では、ここはこう書きなさいと指導を受けました。 そのとき部長は将来昇級に

影響するから答案も良くしなければと言うことでしたが、結果は最後まで万年平です。

 でも、今は他の偉いさんが苦労を散々されて居り、私は余り苦労せず退職出来たゆえ、

満足しています。  結果、11月末に合格通知が来ました。

次回へ。 Y.F