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”流れの落ち葉”50 出張2出発

 

”流れの落ち葉”50 出張2出発

写真は公園の曲がりくねる滑り台です。

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 香港事務所で航空券を待っていた私、藤木 鶏太は香港事務所の総務を
急かせると南京までは取れるが、その先が正月前で取れないと言う。
台湾人の李さんと相談し、南京から上海へ飛び、そこから汽車で目的地に
向かうことに成った。 汽車の切符は現地で調達です。
 そして、上海に着き税関の入国審査を待っていると、それまで一緒に
到着し、仲良く喋っていた香港人他が急に沈黙し私の顔を見るのです。
そう、税関控え室から銃を持った兵士が10人程小走りでこちらに
向かってき、隊長らしき人がこっちの顔を見ながら、何かペラペラ喋り、
通り去りました。 そしたら、周りの人は私を見ながら、この人が
危ない人とは思われ辺がなと笑いながら喋っているのです。

 

「ちょっとネー、あんた横入りするんじゃないよー、日本人でも
並んでるのニー」と一緒に並んでいる中国人
「ふんー、何が日本人やー並んでいたらいいんヤー」と美人
「なに言うてんねヤーそんなことするから、礼儀なしと言われるのんヤー」
「まあー、まあー、叔母ちゃんー怒りなヤー」と宥める僕

 

 そう、上海の汽車の切符売り場で並んでいる時、いかにも金持ちの人が
列の横から、売り場窓口に飛び入りしたのです。
その明くる日、汽車の特等席改札口を探しに李さんは駅前広場に私を待たせ
行ってしまたのです。 そしたら廻りに来るわ、来るわ子供達浮浪者。
あんた、日本人やローちょっとお金恵んでヤー、さあー大変、寝かせた
トランクに西部劇みたいに片足乗せ荷物を守りました。
 まあ、無事に汽車の特等席に落ち着き、4人部屋の上に寝台がある席で
中国の商売人見たいな人と話が弾みました。
それからが大変で、寐ても寐ても平原で広い国ヤナーと思いました。
途中の駅から、欧州人の旅行者が乗ってきて柔やかに喋っていました。
 そして、夜9時頃、目的地の連雲港に着き迎えの香港人と駅前のホテルに
入りました。 そこは一階が受け付けと食堂、屋上の6階は回転レストランで
カラオケも出来ます。 李さんは他の部屋で私は5階のホテル支配人の
向かいです。 カラオケでは北国の春(ロンチュウシャ)を歌い喝采を浴び
悦に入っていました。 食堂からカラオケに上がるエレベータの中に軍人が
乗っていたので見ていると”ニイー観ー”(お前何見てる)と強い口調で
言われたので慌てて目をそらしました。

 

「あんたー、その皿の置きかたなちょらんネー」と李さん。
「フン、そんなことどうでもエエやンー」とウェイトレス。
「それがー、それがー~、客に言うことカー」
「まあー、このお爺んーしつこいやちゃアー」
「また、またー、ほんとにーン、このホテルの躾なちょらんネー」

 

 と仕事を終わって食事している時、李さんは教育しているように叱って
いるのですが、こちらは疲れているので煩わしいだけです。
次は高速道路での事故の話しです。     

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