余話噺9初詣1

余話噺9初詣1       2014-01-13

目次 余話噺1こと始め5/7--余話噺2美味しい噺5/10--噺3北野劇場5/12
  噺4信長公5/22--噺5同窓会5/24--噺6オリンピック9/9--噺7
  おもてなしロボット10/11--噺8竜宮城12/10--噺9初詣1 H26.1/11
写真1場内土産屋-2城の北門-3西側からの城門-4東側からの大手門
  5ロボット---6ロボットの改良版--8竜宮城--9初詣1呉服神社
  中山寺

1)呉服神社
 写真は池田の呉服神社本源横の祭神です。回廊の木叩き窓が有ります。

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裏の天満宮です。          その横の銅製牛の置物

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 平成26年元旦、朝六時新聞に目を通しながら、おせちにお屠蘇を
頂き、さて如何するヤンベーと思いながら昨日の除夜の鐘に年男の
呼び出しを聞いたようだナーと。そうだ近所の呉服神社から、中山
寺の干支祭神に初詣に行こうとイソイソ出掛ける準備に入りました。
 先ず、呉服神社本殿に賽銭を張り込んで社務所の可愛い巫女さん
に冗談を言いながらズボン後ろポケットに入れる健康お守りを求め
ました。 次におみくじを引き小吉の札を札かけに結び、裏の天満
宮にお参りし、銅製牛の置物にお賽銭を上げました。
 そして、頭を念入りにナデナデして挙げました。何故なら、前に
商店街で一等米五?が当たり,去年はジャンボ- 一等組違い十万円が
当たりました。 ゆえ、今回もと期待しているからです。
そのあと、裏の祭神を三カ所周り本殿横の祭神にもお賽銭を上げて
回廊の木叩き窓に賽銭を入れ、神さん目を覚ましてなワイーの願い
聞いてヤーと祈りました。

2)中山寺
 写真は中山寺の本殿と階段横にあるエスカレーターです。

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  展望台の広場から見た甲山(兜山)です。

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次に阪急電車宝塚線中山寺に向かいました。
山門から参道を歩き、急な階段を避けて横のエレベーターで本殿に
向かいお賽銭を奮発しました。 周りの祭神は飛ばして、展望台の
広場ではどんどん焼きをしていましたが、横の展望から眼下の電車
線路、大阪平野、宝塚方面そして、兜山を見渡すと今日は晴れいて
幸先がよいわ、絶景カナーと満足しました。
  そして坂を下り、道路から少し入った洞窟の中に有る石の棺にも
お賽銭を上げました。 洞窟を出て、その直ぐ横の建物を廻り込んで
正面へ向かいました。 そう私の干支祭神である馬頭観音社です。
 ここで特別に、お賽銭をは張り込んで”ワイ年男ヤー頼むデー”
と祈りました。 最後におみくじを引いて、小吉であり、札かけに
結びに行くと大学生風の連れが四~五人ガヤガヤと騒いでいました。
 そこで閃いたのです。去年暮れの巡礼ツアーでは私も観光として
参加し、空海さんが開眼した洞窟にもお参りしました。 洞窟の中
から日が差していたのを思いだし閃きました。 

私の干支祭神である馬頭観音社です。

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 ”オイー君達、オミクジの凶関係はくじの結んである混んでいる所
に結び、自分に掛かる災難を分散するんやデー。 そして、吉関係は
空いているところやデー、特に大吉は一番空いているところやデー。
しゃけんドー、一番上は天国に行くデー、一番下は地獄ヤデー”と。
 そしたら、ガヤガヤ騒いどったワー。
と、気分良く帰宅してジャンボ宝くじを確認したら、何と呉服神社
銅製牛の置物頭を念入りにナデナデして挙げました効果有りで三千円
が一枚当たって居ました。人に言うと私ら精々三百円しか当たらなく
、アンタよく三千円でも当たるんやなアーと言い居るです。
マアー由とする初詣でした。

 F社に入社が決まった昭和三十七年元旦は親父と二人、朝暗い内
に家を出て呉服神社から、中山寺門戸厄神に初詣に行きました。
今でも阪急では三寺神参りとして往復切符を売り出しています。
お参りから、家に帰ると母がおせち、お雑煮、お屠蘇をちゃぶ台に
並べていました。

 

 ”ゲンちゃん寒かったかったやロー、早ヨーお膳にお座リー、
ヒーチャン、ケーチャン(二人の弟です。)もお膳にナー、お父さん
もナー”そして、親子五人がちゃぶ台に並ぶのです。
 "ゲンちゃん、就職おめでとう今後はお前がこの家の家長やデー、
 稼ぎ頼むデー”と無職の親父。  
 ”ゲンちゃんが大学を諦めて就職してくれて助かるワー”と母
 ”兄ちゃん小遣い頼むワー”とアルバイトで大学に行っている弟達
 ”すまんナー、ワイに稼ぎが無くて、そんなら新年おめでとう”
 ”おめでとう御座います”と皆で声を合わせて。

 

 その親父も母も亡くなり阪急日生からタクシーか、バスでないと
行けない猪名川の墓に今も正月三日に墓参りに行きます。
三男など、家の有る九州から来ます。 それが習慣と成っています。
そんな初詣でした。 次は勝王寺です。
次回初詣2へ。