余話噺15天空の竹田城趾

余話噺15天空の竹田城趾  2014-08-22

 ロボット作りにも飽き、法事他で忙しく過ごしたので、気分晴らしに
阪急バスの旅、天空の竹田城趾ツアーを申し込みました。 このツアーは
各発着地から、日帰りで一人でも参加できます。 皆さんの参考までに
投稿します。

目次 余話噺1こと始め5/7-余話噺2美味しい噺5/10--噺3北野劇場5/12
  噺4信長公5/22--噺5同窓会5/24--噺6オリンピック9/9--噺7
  おもてなしロボット10/11--噺8竜宮城12/10--噺9初詣10H26.1/113
  噺10初2H26.1/1--噺11初詣3,1/17--噺12初詣4 1/28--噺13ロボ1.
  事始め1/28--噺14ロボ2.経過2/1--噺15天空の竹田城趾
掲載写真 1.場内土産屋--2城の北門--3西側からの城門--4東側からの
  大手門--5ロボット--6ロボット改良版--7竜宮城--8初詣1呉服神社
  中山寺--9初詣2勝王寺--10門戸厄神,清荒神清澄寺--11尊蜂厄神
  2旧ロボット--13鉄骨ロボット--14天空の竹田城趾他

 7/15日AM7:40に川西池田に集合。 始発でバス2台が満員であり、
家族ずれや、赤ちゃんまで連れた夫婦も参加して居ました。空いた席に
座っていたら、あの~ここは私らの席ですが、よく聞いたらバスの
入口に席順が張ってあって、出だしから雨も降っており要注。 
隣は一人参加のオツサンの横、話も盛り上がらない人でした。
 朝が早いのでAM11時過ぎに丹波篠山でフルーツ食べ放題と丹波
の陶板焼き、そば、黒豆ご飯等で焼酎が無いので酒1本とビール1缶を
別注文しました。 相席はオツサンと年老いた両親ずれの娘さん。
フルーツを何回もお代わりしていたので次の様に話が弾みました。

”美味しそうですねー、私は酒を飲むので糖分は控えているんですよー”、
”そう可愛そうねー、一個ぐらい食べはったら?”
”イエ、イエーその一つが癖に成るんですよー”
”フーン~、好きにしはったらー”

 写真は篠山城趾石垣に張られたデカンショ祭りの垂れ幕と本丸遺跡から
見た井戸方面の山々。

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 次に篠山城下へ。 ツアーは酒蔵見物に向かいましたが、私一人で
ガイドさんに断り、篠山城趾へ向かいました。 丁度、デカンショ
祭りで石垣に垂れ幕が下がっていました。 門を入り、大書院と
本丸跡の土台を見て廻りの山々を見ました。 門を出て大広場では
デカンショ祭りの大ヤグラが組まれ、今夜と明日晩の総踊り準備に
大忙しで沿道には屋台と提灯が並んでいました、 
 バスの集合には時間があり、近辺の土産屋を覗いたが殆どの店は気も
漫ろ、祭りの方に向いていました。 腹が立つので此所では土産は
一つも買いませんでした。

写真は竹田城趾をバックに私と城下の街並み。

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 本命の竹田城趾ですが、観光バスから山道を登るマイクロバスに乗り
換え、山頂(標高353m)まで600m程を徒歩で向かいます。
生憎の雨で傘を差しながら坂道を登るので、ガイドさんの説明も聞かずに
先行したのですが半分も登らないうちに追い抜かれました。
やはり年は取りたくないものです。 城跡は本丸他8カ所遺跡が有り、
此所を一週するだけでも雨に濡れながらも、汗でベトベトです。
 若奥さんを連れた子ずれの旦那さんが写真を撮りましょうと言って
くれ、私のカメラで石垣をバックに写してくれました。 
帰りは行きと違う道で急勾配を一気に下り、残り100mで元の道に出ます。
泥濘みの石段を滑らないように確認しながら下るのでオバサン連中にも
追い抜かれました。 やっとアスファルトの本道に出て関西弁の2人
連れの兄チャン達に出会いました。 

”あんたら何所から来たん、学生カイナー”
”三宮からです、神戸大学出たけど儲からんし、オーチャン何か無いー”
”フ~ンー、儲けることなーわし等の頃は残業は出来るは給料年々
上がるしー”
”エーエーナー、私ら残業40時間内ヤシー、給料も知れているシー”
”そうやナー、昔のこと言うてもナー、今の時代に合わせて生き抜く
しかないでー”
”あーオーチャン、私ら駐車場までこの道下ります。さいならー”
”そうか、ほんなら頑張りいナー”

 ゴチャゴチャ言うているうちにバスの集合に遅れ、ガイドさんが
迎えに来た。

写真は門から見た出石城

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 出石城下では雨も本降りでバスが止まったソバ屋の駐車場横のテラスで
蕎麦を試食する間も道路は水浸し。 店の中の食堂は座敷、テーブル
席も有ったが焼酎が無いので止めた。それより、城まで可成り遠そうで
見ても影も形も無い。 バスの出発まで自由行動で仕方なく蕎麦を
注文している人もいた。 チラホラ傘を差して城に向かう人もいたので
私も目指した。300m程歩いたら公共の駐車場が有ったが、まだ城は
見えない。 格好いい喫茶店が有ったのでコーラを頼み、ついでに
金出すからとカメラのバッテリーを充電させてもらった。 そのうち
同じバスの中年夫婦も入って来たので、お先にと城に向かう。
 100m程進むと目印の時計台が見え、遠くに山裾の間に城らしき
陰が。それから100m程進むと城の門が見えて来て、丁度同じバスの
娘さんが、門を潜るところをバックに出石城趾を撮った。
その後の写真はバッテリーが切れてしまい、ピンボケでした。

 それから帰路に着いたが、高速の宝塚トンネル前までは帰省ラッシュ
の渋滞に巻き込まれ、おまけに晩の弁当が西宮インターチェンジ
土産屋に有り、そこに入るのにも渋滞、本線はトンネルを抜けてからは
スイスイ。バスの運チャンは弁当の積み込みと小休憩の間、事務所に
何でこんなに混むところで弁当手配するねんと携帯電話していた。
 遅れに遅れ、無事に川西池田に着きバスのガイドさん、
”お疲れ様でした。 オジサン面白い人ネー、又今度
ご一緒しましょうヨー”
と送られ気分良く家路に。 今回、雨に祟られたが城を3カ所も
見られて満足の行くツアーでした。 ガイドさんにも親切に
されましたシー。
それでは次回へ。