流れの落ち葉 始まり
先日某局の新ドラマ”とんび”を見た。
その中でダイハツ ミゼットや居間の卓袱台等の私が子供頃の情景が思い出され、
近所の子供たちが家に集まりテレビを見に来ていました。
親父が H社を辞め電気屋をやっていたから、近所で珍しかったのです。
それが高卒で F社に入る経緯と万年平から見た社の興隆期と私の盛衰をプリ
小説風に投稿したいと思います。
ミゼットと言えば思い出される Nテレビの照る照る家族のラーメンですが、
その本拠地の池田が私の家が有るところです。
毎日、くそ真面目に家と会社の往復でテレビドラマの現場には出会いませんでした。
台湾出向時に伊丹空港に向かう車の中から猪名川の川面を落ち葉が流れていました。
その情景が忘れられず何時か小説にしようと考えていたのですが、会社を退職した時
台湾、中国に行ったので中国歴史の小説を書き始めたのですが漢字が難しく諦めて
しかし、辛気くさく辞めました。
新ドラマ”とんび”を見て今の閉塞感から、アベノミクスによる期待感より
あの頃の高揚感をテーマに書いてみようと思い立ちました。
では始めます。
”流れの落ち葉”
プロローグ
私Fは社命で台湾出向となり、弟に送られ池田から伊丹空港に向かっていました。
車の中から猪名川の川面を落ち葉の流れに校歌を思い出すのである。
”猪名の川瀬に水澄て---”
不安と期待に澄んだ川面に流れる落ち葉のように大海にたどり着くのか、
途中で枯れ枝に遮られ腐り沈んでしまうのか、そんなことを思っていました。
次回から正式にスタートします。 意見、注意があればお願いします。
(投稿者Y.F)