”流れの落ち葉”55 転属2投稿

”流れの落ち葉”55 転属2投稿

 徳島から、帰社した私、藤木鶏太はインターカム生産終了後、リピートも
新機種も無く、オーデイオの仕事だけで、通信機技術も知らずに居場所が
無く成りっつある。 開発の方で引き取る話しも有ったが、うやむやにー。
そして、ある日突然に子会社の国販サービスに出向になった。

 此所はオーデイオや、カーセット、CD等のお客様の修理依頼を直す所で、
言わゆる修理マンです。 前から居る子会社の修理マンは修理台数が多く、私との
差は歴然である。 また、給料差が出向の私の方が多くて、嫌みを言われるゆえ、
サービス残業阪急電車の最終に間に合うように午後11時頃前までしていました。
 ある日、エアーコンが販売されるので君、講習会に出てくれと言われました。
エーエー、皆さん分かりますか。 私、の背丈は150 cm ソコソコですよ、脚立に
上がって、あの重いエアーコンの室外機を持ち上げて、取り付け無ければならない
のです。 これは、何時か必ず落ちて怪我か、命落とすでしょう。
 ええいー、辞めたー辞めたー、と辞表をたたきつけて、おさらばしました。
というわけで、長い長いオ-デイオだけの会社生活に終止符を付けました。
 入社時には高卒で2人だけの試験、同格し、出社でした。
その後、途中入社ですが、技術レベルの高い人も入り、翌年からは大卒の人達も
大勢入社しました。 そんな中で技術に上げて貰いオーデイオ一筋で定年手前まで、
努められたのはひとえに友達、各先輩、指導して頂いた上司の御陰で、そして
多くの知古の人々達に。 感謝、感謝。

完結

 

  写真は舞台の反対側から見た城です。

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 これをもって、このプログ投稿は終わらさせて頂きます。
当プログ、セミ小説の以後の扱いは、このプログの主催にお任せします。
 私は天職のロボット作りに専念しますのですが、思い出したら
余話(酔うわ)噺として、このプログに参加させて頂きます。
 一月中に投稿し始めはロボット作りと平行出来たのですが、段々
のめり込んで来ると他のことが、ほったらかしに成りました。
つまり、一つの事にのめり込む性格です。
 そのうち、老人会の爺婆から、ロボットを我らが生きている内に
動かして楽しませてくれやと、お達しゆえ、急いで終わらせたのです。

 

  余話(酔うわ)噺の書き出しです。
 ”人は考える葦である”とパスカル様は宣わく。 そう、人によりそれぞれ
考え方は違うが、私は技術に配属され電機設計に携わってきた。
次回からは余話のことへ。