”流れの落ち葉”44 オーデイオ技術6 音響

”流れの落ち葉”44 オーデイオ技術6 音響

   写真は公園入り口付近の砂場で眼下に町並みが見えます。

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 昭和50何年頃でしょうか、船渡電機の技術、購買部門を独立させて、
子会社化しました。 しかし、勤務は今まで道理で机の移動も有りません。
そして、何と、何とーを東さんが、この子会社の社長に成られました、
といっても、机の配置も何ら換わらず、今までの部長の延長の如くです。

 

「ケーチャン、ちよっと来てんんカー」
「何ですか-、社長さん」可笑しいなー、平に用事ないはずやけどナー。
「お前ナー、タバコ吸いすぎやンケー、仕事しとるんカー」
「エーエ、ちゃんとしています、回路考える時、苛つくので吸っています。」
「ほんとに考えて居るンカー、ない頭デー」
「そら、仕事やから考えてますヨー」
「そうか、そんならエーエーわー、頑張りヤー」

 

 と励まして頂きました。 そして、何と国内販売が始まりました。
色んな機種が販売されましたが、私も一部の設計に携わりました。

 

「うわー、電車乗りおくれましたネー」
「エーエー、モオーちょっとの差でしたのにネー」
「あなた、何所までー、えー、私の駅の一つ手前ですカー」
「そう、貴方の会社近くの某電気の社宅に入っているんでスー。」
「へーエー、家は何所ですカー」
「沖縄ですノー、でも殆ど帰えってないんですヨー」
「ふーん、どう今度遊びに行けへンー」
「えー、いいですわー此所え電話して頂戴ナー」

 

 と、旨く話しが進んだハズですが、直ぐだと良かったのに忙しく
暫くして電話すると、もう帰ったと何時も逃げられる私です。
 話しは於いて、四国には板野、勝浦工場も有ったのですが、記憶が
定かでなく、残念ながら、割愛させて頂きます。
次はQCサークル活動での再会に付いてです。                 

次回へ。 Y.F