流れの落ち葉”11 本社ビル3
”流れの落ち葉”11 本社ビル3
雰囲気が向井さんに似ているようです。
ウヘーヘー惚れた弱みです。 皆さん勘弁あれ。
目次
2013-1-15ーーー2013-1-16
流れの落ち葉 ことの始めーースポット小説 ”流れの落ち葉” を始めるに当たり
2013-1-16ーー2013-01-16ーー2013-01-20
”1 プロローグーーーーー”2 入社1ーーーーーーー”3 入社2
2013-1-21--2013-01-22ーー2013-01-24
”4 入社3ーーーーーーー”5 本社ビル1ーーーーー ”6 余話1 猫の話
2013-1-24ーー2003-01-25ーー2013-1-27
”7 余話2 名前についてーー”8 余話3 目次ーーー”9 余話4動物園
2013-1-28ーーー2013-01-29ーーー
”10 本社ビル2ーーーーー”11 本社ビル3ーーーーー
”流れの落ち葉”11 本社ビル3
昭和41年9月某日 今日も宝塚線、環状線と滿員電車に揺られ、鶴橋駅の手前の
車内の手前で偶然私の前に向井さんに良く似た女性が居た。
その髪の毛が鼻をくすぐり、電車が揺れるのでうっとりし、思わず”元気はつらつ
XXーA、萌えー。 その途端、女性はキイーと振り向きざま睨みました。
僕は慌てて、片手拝みに謝りました。 駅に着くとその女性も降り、私を振り返り悪戯を見つけた母親のように薄らっと微笑み颯爽と改札に向かいました。
僕も市場を通り抜け会社にサッサと向かいました。
昔はこのように大人の対応を見せる女性が居たのです。
早速、その日の帰り際に待ち伏せをして向井さんに手紙を手渡しました。
「あのー、これ読んでくれるーー」
「これなんやのーー」
「見たら分かるんやてーー」
「けど、何や分からんもん受け取られんわーー」
「黙って受け取れやー、なあー」
と無理矢理手渡して去りました。 さあ、恋の行方は?
次回へ Y.F