流れ落ち葉41オーデイオ3新宿

流れ落ち葉41オーデイオ3新宿

 写真は公園の憩いの広場です。

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 この頃の私藤木 鶏太の仕事は営業とバイヤー及び商社の担当者等
と打ち合わせをします。 バイヤーとはアメリカ、ヨーロッパのメーカ
とか、日本国内の大手電機メーカ等で生産を社で手配できる部品メーカを
探し、工場で生産できる体制にする事です。
 先ず、打ち合わせ後、機構設計者(メカ)がデザインした図面を基に
スピーカ、電源トランス等を決めます。 その後、メカが決めた基板
寸法に基づいて、アンテナ、IC等を選び回路図を仕上げます。
 その回路図に基づいて基板を作り、メカが作った外観サンプルに組立
、品質検査(QC)の合格後、最初のサンプルとして、バイヤー検品を
受けます。 その後、量産試作資料を作り、30台程を工場の生産技術
指導で組立て、バイヤー検品の合格後、量産と成ります。
 つまり、バイヤーとの打ち合わせから、量産試作資料を作りまでが
鶏太の電機設計の仕事で、年月日は前後しますが、バイヤーアメリカで
商社が新宿にありました。 最初のワーキングサンプルにコメントが
付いて、担当者立ち会いのもとコメントを直している時です。

 

「何でF社ばかり、営業は甘いやろねネー」と担当者
「そら、何かエーエーこと有るんやろネー」同僚の人
「そう言うけど、最初からサンプルにコメント付いているんヤー」
「ふーん、俺とこも同じやデー」
 と、こっちに聞こえる程度に悪口、言われていました。
「藤木さん、そろそろお昼に行きましょう」と担当者
「はい、お供します。」
「あーあー、此所も一杯やナー」
「そうですねー、あっちも、こっちも仰山並んでますネー」
「しょうないなー此所にするカー」

 

 そうです、この周辺はオフィスが多く、昼時は何所も満員です。
美味しい店は行列が長く、空いている店は余り美味しくないのです。
急いでいる時は仕方なく入ります。 事務の人は弁当です。
やはり、東京は人口が密集していると感じました。      

次回へ。 Y.F